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研究室ニュース (New!)

国際共著論文「Sensitivity enhancement of surface plasmon resonance sensor employing 2D black phosphorus: an analytical insight」が、Japanese Journal of Applied Physics に本日採録許可となりました。
本論文は、国際学会での発表を経て投稿されたもので、当研究室から学生がオーラルトークを担当しました。急きょの登壇にも関わらず、英語台本と音源を頼りに、丸暗記(?)で堂々と英語デビューを果たした姿はとても頼もしく、静かに拍手を送りたい気持ちでした。
研究の中心は海外の共著者による理論的検討ですが、私たちもその流れの中で、ささやかなかたちで関わらせていただきました。
こうした国際的な協働のかたちはますます多様性を帯び、今回もまた、国際的共同研究の現代的な一側面を描き出したと言えましょう。

講義用のドキュメントプラットフォーム更新 (2025/10/2)

Section titled “講義用のドキュメントプラットフォーム更新 (2025/10/2)”

講義資料のドキュメントプラットフォームをAstro + Starlightベースに刷新しました。目的は現代的なホムペや数式表現を講義の現場に届けること。

道のりはなかなか険しかった。

苦闘の記録:Pure Astroからの脱皮

Section titled “苦闘の記録:Pure Astroからの脱皮”

最初はHonkitで頑張っていた。チームみらいの人がスタートアップのころ、Noteに組織のドキュメントプラットフォームのことを著していて、そこでGitBookをおススメしてた。でも、導入しようとすると有料だった。無料のフォークがHonkit。でもHonkitはいろいろあって、Pure Astroにしてみた。でも講義資料としての「構成」を追求するには、スマホで表示したときの文字の大きさが自動で最適化されないなどの理由で、Starlightへの移行を決意。

ところが、Starlightのドキュメントを読み込んでも、相性や構成が微妙に違っていて、移行には予想以上の時間を要した。

数式レンダリングはさらに地獄だった。Pure Astroベースのmathレンダリングは苦労せずにできたのだが、Starlightはなぜか同じ数式が2回出てくるという怪現象発生, それを回避しようとするとMathMLに変換しないといけないらしく、出力が「きたない」。

一時的な対症療法として、しかたなくMathJaxプラグインを導入。

そんなとき、教えてもらったのが starlight-katex plugin。 これが変えた。starlight-katex pluginとの出会いは導入は救済だった。Markdown内の数式がKaTeXベースで美しくレンダリングされる。 MathMLの亡霊も消え、2回出てくる問題も解消。講義資料としての美が息を吹き返した。 今回の移行は、技術的には苦労の連続だったが、大きな一歩だった。講義資料などはただの情報ではなく、学びの空間を形づくるもの。

学内発表会を終えて:実行委員としての記録と振り返り (2025/10/1)

Section titled “学内発表会を終えて:実行委員としての記録と振り返り (2025/10/1)”

学内で開催された博士前期課程院生による研究発表会にて、実行委員として運営に携わりました。今回はプログラム委員も兼任しており、 発表プログラムの作成や電子版の概要集の編纂など、事前準備から当日の運営まで幅広く関わることとなりました。

発表プログラムの作成では、時間割を含めた全体構成を整える作業を行いました。概要集については、pdftk編集し、 細部にわたる調整を重ねました。限られた時間の中での作業でしたが、無事に完成させることができました。

発表会当日は、会場設営に取りかかりました。掲示物を所定の位置に貼り付け、発表用のパソコンやプロジェクターの接続確認、 指し棒・レーザーポインター・ベル・印刷資料などの備品準備を行いました。多くの人に助けていただけました。

この発表会は、博士前期課程に在籍する院生が自身の研究の進捗状況を報告する場として設けられて、当研究室からも2名が登壇し、 直前まで発表準備に取り組んでいました。計算や図表の整理、スライドの調整など、ギリギリまで作業していた姿が印象的でした。 その姿勢は、まさに「締切駆動」の典型とも言えるものであり、発表会という場が彼らの研究を進めるきっかけとなったように感じます。 発表者の努力と、運営側の工夫が交差するこの場が、研究活動のマイルストーンとして機能していることを実感し、意義深い時間となりました。

学会参加の記録:宿泊地の選択と発表のふりかえり (2025/09/25)

Section titled “学会参加の記録:宿泊地の選択と発表のふりかえり (2025/09/25)”

先日、ある学会に参加する機会を得ました。これまでの参加時には、会場よりも西側に位置する県庁所在地の駅周辺に宿泊先を確保するのが通例となっておりました。 そこから電車に乗り、約三十分かけて会場最寄りの駅まで移動し、さらにバスに乗り継いで会場へ向かうというのが、この大学へ行く場合の流れです。

今回は、少し趣向を変えて、会場よりも東側に位置する都市のホテルに宿泊してみることにしました。宿泊地の変更は結果として新鮮な体験となりました。 電車の所要時間はこれまでと変わらず約三十分で、移動の負担は大きく変わることはありませんでした。むしろ、これまでとは異なる風景の雰囲気を味わうことができ、 旅の楽しみがひとつ増えたように感じます。

学会当日は、無事に発表を終えることができました。発表後には、複数の参加者から貴重なご意見やご指摘を頂戴し、非常に示唆に富む時間となりました。 自分では気づきにくい視点や、今後の研究の方向性に関する助言など、どれも有意義な内容ばかりで、改めて学会という場のありがたさを実感いたしました。

今回の宿泊地の選択や、発表を通じて得られた学びは、今後の活動においても大いに活かしていきたいと考えております。日々の選択に少しの変化を加えることで、 新たな気づきや出会いが生まれました。

投稿していた国際共著論文「Sensitivity enhancement of surface plasmon resonance sensor employing 2D black phosphorus: an analytical insight」原稿に関する一回目の査読結果が来ました。 国際共著者がコレスポなので、研究の中心は海外の共著者による理論的検討ですが、私たちもその流れの中で、ささやかなかたちで関わらせていただいております。 採録許可通知が来ることがわれわれの楽しみですね

湖西線経由でなく米原を経由するとわりびきがあるということで 購入を試したが手順を間違え、買えませんでした。 詳細をクリックしてからex旅先予約しないといけなかったのだが それを忘れてました。 2度目のチャレンジでやっと買うことができました。 高い授業料でした。

大学院生による学会発表 (2025/08/27)

Section titled “大学院生による学会発表 (2025/08/27)”

院生2人が近場の学会でポスター発表しました。周囲はまさかの異分野ばかりで、逆に新鮮な刺激を受けました。勉強になりました。

先日、論文の採録通知が来ました。よかったです。採録されたときはケーキを食べることに決めているのですが、 家族が不在だったので、延期してます。のびのびサロンシップです。arXivにポストしますた

6月に開催された国際会議で、研究室に所属する学生2名が発表を行いました。 国際共同研究に基づく発表については、急遽外国人共同研究者が来日できなくなったため、 代わりに研究室の学生が口頭発表を担当しました。